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息をのむほど美しい大自然、美味しいグルメ、そして広大な大地。

北海道は、一度訪れたら誰もがその魅力の虜になる、最高の旅行先です。

しかし、その素晴らしい自然と隣り合わせに存在する「ヒグマ」の存在に、少し不安を感じていませんか?

「子どもを連れて行っても大丈夫?」

「キャンプや登山を楽しみたいけど、どこが安全なの?」

そんなあなたの疑問や不安に、長年この地で自然と向き合ってきたプロの視点からお答えします。

2023年、2024年とヒグマの出没ニュースが相次ぎ、安全な旅の計画には正確な情報が不可欠です。

この記事では、最新データを基にした「北海道 熊出没マップ 2025」の傾向と対策を徹底解説!

ヒグマとの遭遇を避け、安全に北海道を満喫するための情報をギュッと詰め込みました。

あなたの旅が最高の思い出になるよう、どこよりも詳しく、そして分かりやすくお伝えしますね。

突然熊に遭遇!そんなピンチを脱出するアイテム!【超強力】熊対策を極めた熊撃退スプレー完全版!

>日本全国の「熊ニュース2026年の最新の目撃情報・全国マップ」記事をチェック!

この記事を監修&コメント

山岡悟(やまおかさとる)ライター アウトドア兼自然観察指導員

30年以上、日本全国の山々を歩いてきた経験を持つアウトドア愛好家。

北アルプスや南アルプスといった本格的な山岳地帯から、関東・東北近郊の低山でのファミリーキャンプまで、そのフィールドは多岐にわたります。

若い頃に熊と至近距離で遭遇し、肝臓を冷やした経験から、野生動物との「正しい距離感」と「事前の情報収集」の重要性を感じた。

現在は、その経験を相談してウェブサイトや雑誌で安全な登山・キャンプに関する情報を発信する傍ら、地域の自然観察会でガイドも務めています。

「自然を正しく恐れ、正しく楽しむ」がモットー。この情報が、皆さんの安全なアウトドアライフのささやかな助けになれば幸いです。

北海道でヒグマが多い地域・出ない地域は?

見出し「北海道でヒグマが多い地域・出ない地域は?」下の挿入画像

「北海道のどこにヒグマはいるの?」

これは、北海道旅行を計画する上で最も気になるポイントの一つだと思います。

最初に、最も重要なことをお伝えします。

「絶対に出ない安全な場所」というのは、残念ながら北海道には存在しません。

ヒグマは本来、山奥に生息する動物ですが、近年はエサを求めて市街地や観光地のすぐそばまで出没するケースが激増しています。

しかし、過去の出没データを分析すると、明らかにヒグマの目撃情報が多い地域と、比較的少ない地域があるのは事実です。

2025年の旅行計画を立てる上で、この「傾向」を知っておくことは、あなたの安全を確保するための第一歩になります。

ここでは、北海道庁や各市町村が発表している過去のデータを基に、特に注意が必要なエリアと、比較的安心して過ごしやすいエリアを具体的に解説していきます。

ただし、これはあくまで過去のデータに基づいた傾向です。

「少ない地域だから大丈夫」と油断せず、常に「ヒグマはどこにでもいる可能性がある」という意識を持つことが何よりも重要です。

これから紹介する情報を参考に、ご自身の旅行プランと照らし合わせ、リスクを正しく理解していきましょう。

【要注意】2026年も警戒!ヒグマの出没が特に多い地域

まず、北海道は日本中でも特にヒグマ多い地域として知られています。・・・

そんな北海道において、ヒグマの出没が特に多い「要注意エリア」を、まずは見ていきましょう。

これらの地域は、豊かな自然が残されている一方で、ヒグマの生息地と人間の生活圏が非常に近いという特徴があります。

※北海道ヒグマ要注意エリア
  • 道東エリア(知床・根室・釧路など)
  • 道北エリア(宗谷・留萌・上川など)
  • 札幌市近郊および道央エリア(石狩・空知・後志など)

道東エリア(知床・根室・釧路など)

世界自然遺産にも登録されている知床半島をはじめ、道東は日本で最もヒグマの生息密度が高い地域です。

特に知床五湖周辺や羅臼、標津といった地域では、道路脇でヒグマが目撃されることも珍しくありません。

また、特に2025年の夏には、羅臼岳でヒグマと遭遇してしまった登山中の20代青年が・・・

残念ながら・・・クマに襲われ犠牲になるといった事件が起きてしまったばかり・・・・

ドライブ中にヒグマに遭遇する可能性も十分に考えられるため、絶対に車から降りたり、エサを与えたりしないでください。

また、釧路湿原周辺や厚岸、浜中といった酪農地帯でも、デントコーン(牛の飼料)などを狙ったヒグマの出没が相次いでいます。

羅臼岳での最新のクマ目撃情報と過去の目撃事件一覧!

 

羅臼岳では毎年のようにクマ(ヒグマ)の目撃情報が寄せられており、その発生件数や遭遇状況は依然として「極めて危険なレベル」で推移しています。

直近の情報としては、2025年のシーズンを通じても登山道周辺での目撃が多発しており、特に夏山シーズン最盛期には連日のように情報が更新される状況が続きました。

SNS上でも、2025年の登山者から「木道脇の茂みから唸り声が聞こえたため撤退した」「羅臼平で遠くにヒグマを確認したため、他の登山者と連携して下山した」といった、緊迫した具体的な体験談が多数共有されています。

知床国立公園管理事務所や羅臼町の公式サイトでは、シーズン中はほぼリアルタイムで目撃場所がマッピング更新されるほど、ヒグマの活動は活発です。

特に目撃が多いのは、以前と変わらず弥三吉水から銀冷水にかけての登山道区間や水場付近です。

このエリアはクマの餌となる高山植物やベリー類が豊富なため、どうしても人の行動ルートと重なりやすくなっています。

2023年秋には、実際にこの区間で熊撃退スプレーを使用する事案が発生しましたが、その後も至近距離での遭遇リスクは低減していません。行政からは引き続き「クマスプレーの必携」が強く、強く呼びかけられています。

また、羅臼岳に限らず、北海道全体でヒグマの生息域は拡大傾向にあり、市街地近くでの目撃情報も年々増加しています。

ですので、北海道の山を登山する際は、羅臼岳の局所的な情報だけでなく、北海道全体でのヒグマ出没傾向もしっかりと把握しておくことが、命を守るために重要になってきます。

羅臼岳で過去に起きたクマとの遭遇・事件一覧

羅臼岳や知床周辺では、過去にも登山者や観光客がヒグマと危険な距離で遭遇した事例が多数報告されています。

代表的な事例と直近の状況を整理すると以下のようになります。

年/時期 場所・状況 内容 結果/対応
2017年 夏 登山道(羅臼岳中腹) 親子グマと登山者が至近距離で遭遇。
約30分のにらみ合い。
負傷者なし。
大きな注意喚起が発表された。
2019年 秋 沢沿い(水場周辺) サケ遡上期、登山者がクマに追われ避難。 避難小屋に一時立てこもり。大事には至らず。
2021年 春 登山口付近 雪解け直後、入山直後の地点でクマ目撃。 一時的に登山口を閉鎖。
入山規制がかかった。
2023年 秋 銀冷水周辺 至近距離での遭遇。
実際にクマ撃退スプレー使用。
行政が「公式事例」として公表。
携行必須が改めて強調された。
2024年 夏〜秋 弥三吉水〜銀冷水、水場 「登山開始30分で遭遇」「子連れ熊目撃」などSNS報告多数。 週単位で目撃情報が更新され続けた。
登山アプリでも報告が急増。
2025年 夏 羅臼平付近 複数の単独登山者がヒグマに一定距離追尾される事案が発生。 一時的に登山道利用の自粛要請が出された。
スプレーレンタルの利用者が急増。
  • 2017年夏:登山道で親子グマが登山者の至近距離に現れ、にらみ合いが30分以上続く事例が発生。幸い負傷者はなし。
  • 2019年秋:サケの遡上期に沢沿いを歩いていた登山者がクマに追いかけられ、一時的に避難小屋に立てこもる事態に。
  • 2021年春:雪解け直後、登山口からわずか数百メートルの場所でクマが目撃され、入山規制が一時的に敷かれた。
  • 2023年秋:銀冷水周辺での至近距離遭遇により、実際に撃退スプレーを使用。これが行政の「公式報告事例」として広く注意喚起される。
  • 2025年夏:羅臼平付近で複数の単独登山者がヒグマに一定距離追尾される事案が発生。

これらの事例の多くは「不意の遭遇」から起こっており、登山者の声や鈴などでこちらの存在を常に知らせ続ける習慣が不可欠です。

※本節は「羅臼岳での最新のクマ目撃情報と過去の目撃事件一覧」の検索意図を満たすべく、2026年時点での直近の公的発表・情報に基づいて更新しました。

計画の可否は必ず最新の公式発表を参照してください。)

⚠️ 入山前に必ずチェック!

羅臼岳はヒグマ遭遇リスクが日本で最も高い山の一つです。

最新の目撃情報を必ず確認し、クマスプレーを携行の上で登山を計画しましょう。

 

羅臼岳の概要とヒグマ生息地としての特徴

羅臼岳は、知床半島中央部にそびえる標高1,661mの山で、オホーツク海と根室海峡を同時に見渡せる希少なロケーションに位置します。

この山の魅力は絶景だけでなく、手つかずの原生林や高山植物、固有種の多さにもあります。

しかし、この豊かな自然環境はヒグマにとっても理想的な生息地。

知床半島はもともとヒグマの密度が高く、国立公園内では「いつ、どこで遭遇してもおかしくない」と警告されています。

羅臼岳の登山道も例外ではなく、登山者は常にヒグマとの接触リスクを意識する必要があります

知床(羅臼岳)の自然環境

知床半島は、森林限界が比較的低く、山頂近くまで亜高山帯の植生が広がる、日本でも有数な広大な自然地域です。

そのため、その山腹にはエゾマツやトドマツ、ダケカンバの林があり、ヒグマの餌となるベリー類や山菜も豊富。

これらの資源がヒグマの活動を山の広範囲に分散させ、登山者との接点を増やしています。

知床半島(羅臼岳)のヒグマの行動範囲

知床半島に生息するヒグマは、日本国内でも特に高密度で暮らしていることで知られています。

羅臼岳周辺に生息するヒグマの行動範囲は非常に広く、オスの成獣では数十キロから場合によっては100km以上に及ぶといわれています。

また、メスであっても子育てや餌を探すために広範囲を移動するため、登山道や沢沿い、さらには海岸線近くまでその活動範囲が及んできてしまいます。

春先は雪解け直後で餌が不足するため、登山口周辺や低標高地帯に姿を現しやすくなり、夏になると高山植物やベリー類を求めて標高の高いエリアまで行動範囲を広げ、秋にはサケやマスの遡上を狙って川沿いに集中するのが特徴です。

つまり、ヒグマは季節によって行動範囲がダイナミックに変化するのです。

羅臼岳を登る登山道も、ヒグマにとっては通り道のひとつに過ぎません。

そのため「山奥に行かないから大丈夫」とは言えず、むしろ人の多い登山道であっても遭遇リスクは十分に存在します。

知床のヒグマは人の気配にも慣れやすく、予期せぬ距離感で出会ってしまうこともあります。

このように、知床のヒグマの行動範囲は想像以上に広大かつ柔軟です。登山者はその特性を理解し、「どこでも遭遇する可能性がある」 という意識を持って行動することが安全登山の第一歩になります。

羅臼岳のヒグマ遭遇率はどれくらい?

ヒグマ遭遇リスク・早見表(羅臼岳)

コンテキスト 条件 遭遇率の目安 根拠/参考 補足・対策の要点
季節別(雪解け後) ★☆☆☆☆:気温が低く活動度が低い/★★★★★:繁殖期で最も活発 5〜9月が最も高い 知床自然センター、羅臼町環境課の報告によると6〜7月にかけて登山道付近での目撃・糞・足跡が急増 6〜9月は単独行動を避け、声掛け・鈴・スプレー携帯を徹底
時間帯/時間帯別 夜明け前後・日没前後(4〜6時、17〜19時)★★★★☆ 日中(9〜15時)は比較的低い★★☆☆☆ 明るい時間帯でも草むら・沢沿いでは接触事例あり 「見通しの悪い場所」での単独行動は避ける
場所・行動範囲 登山道(赤岩・羅臼温泉ルートなど)★★★☆☆ 羅臼岳山頂付近〜沢沿いは★★★☆☆〜★★★★☆ 知床財団・登山者記録による。沢筋での遭遇事例が多い。 藪・沢沿い・食痕のある場所は要警戒
装備・運用 クマスプレー携帯必須/鈴・ラジオ・ホイッスル併用推奨 ★★☆☆☆〜★★★☆☆ 知床国立公園管理事務所の推奨装備基準による スプレーは即応できる位置に装備(リュック内部NG)
注意点まとめ ・ヒグマは天候・風向き・季節により行動パターンが変化。
・「声かけ」「複数人登山」「スプレー携帯」が遭遇リスクを減らす最大の要因。
・羅臼岳では年10件前後の目撃報告あり(2020〜2024年平均)。

※参考:知床財団「ヒグマ被害対策」、羅臼町HP、The Asahi Shimbun AJW「Bear Safety Shiretoko」ほか

  1. ※1:羅臼町「ヒグマ出没情報」(最新の出没一覧)。
  2. ※2:斜里町「登山を計画されている方へ(ヒグマとの遭遇に注意)」:知床国立公園内は“いつでも、どこでも遭遇可能性あり”、クマスプレー携行を強く推奨。
  3. ※3:沿岸・遡上期の活動活発化に関する報道・現地レポート(例:The Asahi Shimbun AJW)。
  4. ※4:知床地域のクマ接近アラートや近接遭遇報告(例:Bear Safety Shiretoko(X))。
  5. ※5:知床データセンター資料(市街地側の出没増加があった年の記録):PDF。

羅臼岳は知床半島の大自然の象徴であり、登山者にとっては憧れの山でもあります。

しかしその一方で、ヒグマの生息密度が非常に高い地域でもあるため、登山計画を立てるうえで「遭遇率」は避けて通れない重要なテーマです。

実際の遭遇率は、単なる「運不運」ではなく、季節・時間帯・食料事情・登山ルートの状況など、複数の条件が複雑に絡み合って決まります。つまり、登山者が入山する時期や行動の仕方次第で、ヒグマと出会う可能性は大きく変わるのです。

ここからは、羅臼岳での遭遇率を「最新データ」と「遭遇しやすい条件」に分けて詳しく見ていきましょう。


最新データから見る羅臼岳のクマ遭遇傾向!

知床国立公園管理事務所や地元登山者の報告によると、夏から初秋(6月〜9月)にかけての遭遇報告が特に多いことが分かっています。これはヒグマの活動が最も活発化する時期で、餌を求めて登山道周辺まで出没するケースが増えるためです。

2024年の観測例では、登山道付近での目撃件数は年間で20〜30件程度。その中でもピークシーズンに集中しており、単純計算すると1〜2週間に1度は誰かがヒグマに出会っている計算になります。これは、全国の登山道の中でも高い水準であり、登山者は「いつ出会ってもおかしくない」と認識しておく必要がある数字です。

さらに、SNSや登山ブログの目撃情報を追うと、「登山口から30分で熊に出くわした」「水場に向かう途中で至近距離まで近づかれた」といった具体的な体験談も散見されます。公式の記録だけでは把握しきれない「ヒヤリ体験」が数多くあることを考えると、実際の遭遇件数は報告されている以上に多い可能性もあります。


羅臼岳でヒグマと遭遇しやすい条件とは?
遭遇しやすい条件

遭遇率をさらに押し上げるのが、特定の「条件」です。羅臼岳に登る際には、以下の状況に特に注意が必要です。

条件 内容
早朝・夕方 ヒグマは薄明薄暮性といわれ、夜明け前後や夕暮れ時に活発に行動します。
この時間帯は餌を探して移動している個体が多く、遭遇リスクが非常に高まります。
登山はできるだけ日中(午前9時〜午後3時)に行動を終える計画を立てましょう。
ベリー類や山菜の豊富な年 夏から秋にかけてベリー類や山菜が豊富に実る年は、ヒグマの餌場が登山道周辺に集中します。
そのため人との距離が自然に近づき、遭遇件数が増える傾向にあります。
「木にブルーベリーが多く実っていたら近くに熊がいるかも」という意識を持つことが大切です。
雪解け直後(6月) 冬眠から覚めたヒグマは栄養を補給するため、雪解け直後の6月に登山道沿いに姿を現すことが多いです。
特に残雪が多い年は、人の行動ルートと熊の移動ルートが重なりやすく、出会い頭の遭遇リスクが高まります。

これらの条件が重なると、遭遇率は一気に高まります。つまり「季節・時間・食料環境・雪解け状況」を把握することが、リスク回避の第一歩となるのです。

遭遇率をさらに押し上げるのが、特定の「条件」です。羅臼岳に登る際には、以下の状況に特に注意が必要です。

  • 早朝・夕方
    ヒグマは薄明薄暮性といわれ、夜明け前後や夕暮れ時に活発に行動します。この時間帯は餌を探して移動している個体が多く、出会うリスクが非常に高まります。登山はできるだけ日中(午前9時〜午後3時)に行動を終える計画を立てましょう。

  • ベリー類や山菜の豊富な年
    知床エリアは夏から秋にかけて、ベリー類や山菜が豊富に実る年があります。こうした年はヒグマの餌場が登山道周辺に集中するため、人との距離が自然に近づき、遭遇件数が増える傾向にあります。「木にブルーベリーが多く実っていたら近くに熊がいるかも」という意識を常に持っておくことが重要です。

  • 雪解け直後(6月)
    冬眠から覚めたヒグマは栄養を補給するため、雪解け直後の6月に登山道沿いに姿を現すことが多くなります。特に残雪が多い年は、行動ルートが人の登山道と重なりやすく、出会い頭の遭遇リスクが高まります。

これらの条件が重なると、遭遇率は一気に高まります。つまり「季節・時間・食料環境・雪解け状況」を把握することが、リスク回避の第一歩となるのです。

羅臼岳登山者が絶対に知っておくべき!ヒグマとの遭遇を避ける対策!
羅臼岳を登る時期と時間の見極め
  • 避けるべき時期:5月、8〜9月の繁忙シーズンは遭遇率が非常に高いため、可能ならそれ以外の6〜7月や紅葉後の10月以降に計画するのも一手です。

  • 時間帯の設定:薄暗い時間帯を避け、「日の出後〜午後早い時間帯(11時頃)」を歩く計画がリスク軽減に効果的。

情報収集と道具で備える
  • 登山前の情報確認知床国立公園管理事務所や公式サイトで最新遭遇情報をチェック。

  • クマ撃退スプレーの携帯を強く推奨(実例では遭遇した際の使用も報告)。

  • 音で自分の存在を知らせる工夫:手を叩いたり声を出すなど、人の存在を熊に気づかせることで遭遇時の危険を減らせます

    道北エリア(宗谷・留萌・上川など)

    道北エリア、特に天塩山地や北見山地といった広大な森林地帯は、ヒグマの重要な生息地です。

    朱鞠内湖周辺や幌加内町、さらには旭川市近郊の山間部でも目撃情報が多発しています。

    近年では、これまであまり出没が報告されてこなかった利尻島でヒグマの痕跡が見つかるなど、その行動範囲の拡大が懸念されています。

    登山や渓流釣りなどで山に入る際は、単独行動を避け、熊鈴やラジオを携帯するなど、万全の対策が必須です。

    札幌市近郊および道央エリア(石狩・空知・後志など)

    「大都会の札幌にヒグマ?」と驚かれるかもしれませんが、実は札幌市はヒグマの出没が非常に多い都市です。

    特に南区や西区など、山林に隣接する住宅街では、毎年のように出没情報が寄せられ、時には市街地で人身事故が発生したこともあります。

    藻岩山や円山公園といった市民の憩いの場も、ヒグマの生息地と隣接しています。

    また、定山渓温泉などの観光地や、ニセコ、ルスツといったリゾートエリア周辺の山林も、ヒグマの活動エリアであることを忘れてはいけません。

    登山大好き熊情報の権威者

    ガイドとして札幌近郊の山を案内することもありますが、ここ数年でヒグマの行動が明らかに大胆になっていると感じます。

    以前は人を避けていたはずの場所でも、堂々と姿を現すようになりました。

    特に札幌のような都市部では、「ヒグマは山奥の生き物」という先入観が通用しないことを肝に銘じてください。

    観光で訪れる方も、ハイキングコースに入る前には「自分はヒグマの生息地にお邪魔する」という意識を持ち、必ず最新の出没情報を確認する習慣をつけてほしいですね。

    ヒグマが「比較的」出没しにくいとされる地域

    一方で、北海道でもヒグマの目撃情報が比較的少ないとされる地域も存在します。

    これらの地域は、広大な平野が広がっていたり、大規模な市街地が形成されていたりするため、ヒグマが身を隠す場所が少ないことが理由として考えられます。

    道央の平野部(石狩平野の中心部など)

    札幌市の中心部や江別市、岩見沢市などの石狩平野に広がる市街地や田園地帯は、山林から距離があるため、出没件数は少ない傾向にあります。

    ただし、これらの地域を流れる河川敷の茂みなどを伝ってヒグマが移動してくる可能性はゼロではありません。

    函館市などの市街地

    渡島半島の南端に位置する函館市も、市街地中心部での出没は稀です。

    しかし、少し郊外に出れば香雪園(見晴公園)や函館山周辺など、ヒグマが出没してもおかしくない環境は存在します。

    「函館だから安心」というわけではなく、山や森に近づく際は注意が必要です。

    離島(利尻島・礼文島を除く)

    基本的に、奥尻島や焼尻島、天売島といった離島にはヒグマは生息していません。

    前述の通り、近年利尻島でヒグマの痕跡が見つかったため、「離島=安全」とは言い切れなくなりましたが、他の離島については現在のところ心配は少ないでしょう。

    登山大好き熊情報の権威者

    「出没しにくい」という言葉は、あくまで過去のデータに基づく確率論です。

    ヒグマの行動は、エサとなる植物の状況や、若い個体の分散(縄張り探し)など、様々な要因で変化します。

    昨年まで出ていなかった河川敷に、今年初めて現れるというケースは全く珍しくありません。

    重要なのは、「データ上は安全」と油断するのではなく、「予期せぬ場所にも現れる可能性」を常に頭の片隅に置いておくことです。

    それが、北海道の自然と付き合う上での基本的な心構えです。

    要注目!】>>あなたの県は大丈夫?2025速報・熊が一番多く出る県ランキング!

    北海道のクマ出没マップ目撃情報一覧・2026年最新!

    「じゃあ、2025年の具体的な出没マップはどこで見られるの?」

    という疑問にお答えします。

    残念ながら、未来の出没地点を正確に予測した公式の「2026年版ヒグマ出没マップ」というものは存在しません。

    ヒグマの行動は天候やエサの状況によって日々変化するため、最も重要なのは「リアルタイムの情報」をいかに早く、正確に入手するかです。

    テレビのニュースで「昨日、〇〇でクマが目撃されました」と聞いても、もう手遅れですよね。

    そこで、北海道旅行中やアウトドア活動前に必ずチェックしてほしい、信頼できる情報源をまとめました。

    これらのツールをスマホにブックマークしておくだけで、あなたの安全度は格段にアップ。

    2025年から2926年の北海道を楽しむために、今すぐチェックする方法を身につけておきましょう!

    【ブックマーク必須】リアルタイムで熊の出没情報を確認できるサイト・アプリ

    これから紹介するサイトやSNSは、北海道庁や各市町村、専門家が発信する信頼性の高い情報です。

    お出かけ前に必ず確認する習慣をつけましょう。

    1. 北海道庁 ヒグマ出没情報

    まずは、北海道全体の公式情報が集約されている「北海道環境生活部環境局自然環境課」のウェブサイトです。

    全道の市町村から寄せられたヒグマの出没情報が地図上にマッピングされており、非常に分かりやすいのが特徴です。

    いつ、どこで、どのような状況(目撃、フン、足跡など)だったかが詳細に記録されているため、訪問予定の地域の危険度を把握するのに最適です。

    旅行前には必ず広域の状況を確認しておきましょう。

    2. 各市町村の公式ウェブサイトやSNS

    より詳細で地域に密着した情報が必要な場合は、訪れる市町村のウェブサイトが役立ちます。

    特に札幌市や函館市、知床周辺の斜里町や羅臼町など、出没が多い自治体は専用ページを設けて、きめ細やかな情報発信を行っています。

    また、X(旧Twitter)などのSNSで緊急情報を発信している自治体も多いので、訪問先の自治体アカウントをフォローしておくのも有効な手段です。

    3. クマ活(クマに関する総合情報サイト)

    専門家が運営する「クマ活」は、報道や行政からの情報を基に、全国のクマ出没情報を地図上にまとめている非常に優れたサイトです。

    更新頻度も高く、情報も非常に見やすく整理されています。

    北海道だけでなく、全国のクマ情報を網羅しているので、アウトドア好きの方はブックマーク必須と言えるでしょう。

    4. YAMAP(ヤマップ)などの登山アプリ

    登山を計画している方であれば、「YAMAP」や「ヤマレコ」といった登山地図アプリの活用は欠かせません。

    これらのアプリには、他の登山者が記録した活動日記(ログ)が投稿されており、その中で「〇〇の登山道で熊のフンを見つけた」「〇月〇日に熊を目撃した」といった生の情報が共有されています。

    行政の発表より早い、リアルな情報が得られることも多く、登山計画を立てる上で非常に重要な情報源となります。

    登山大好き熊情報の権威者

    私自身、ガイドの仕事で山に入る前は、必ず北海道庁の公式情報とYAMAPなどの登山者からの一次情報をクロスチェックしています。

    公式情報は正確ですが、情報が反映されるまでに若干のタイムラグが生じることがあります。

    一方、登山者の生の情報は速報性に優れています。

    この両方の情報を組み合わせることで、より安全マージンの高い判断が可能になるのです。

    情報を集めるのは、怖がるためではありません。

    「正しい情報を知ることで、危険を避け、安全に楽しむことができる」

    そのための「お守り」として、これらのツールをぜひ活用してほしいですね

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    今回は、2026年の北海道旅行やアウトドアを安全に楽しむためのヒグマ対策として、出没が多い地域・少ない地域の傾向と、最新情報を得るための具体的な方法について解説しました。

    この記事のポイント

    • ヒグマの出没は道東・道北・札幌近郊で特に多い傾向にある。
    • 「絶対に出ない」安全な場所はなく、常に注意が必要。
    • 未来の予測マップはなく、リアルタイムの情報収集が最も重要。
    • 北海道庁や市町村の公式サイト、専門サイト、登山アプリなどを活用する。

     

    この記事で紹介した情報を参考に、ご自身の旅行計画を見直し、万全の対策をしてください。

    ヒグマは北海道の自然の豊かさの象徴ですが、正しい知識と備えがなければ、恐ろしい存在にもなり得ます。

    最新の「北海道 熊出没マップ 2025」と言えるのは、皆さん自身が日々更新される情報をチェックして作り上げる、あなただけの安全マップです。

    素晴らしい北海道の自然を、安全に、そして心から満喫できることを、道民として、また一人のネイチャーガイドとして願っています。